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投資は余りにも販売側に有利な状況です。様々な意見を聞いてから判断しても遅くありません。


by racco
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■今日の「がっちりマンデー」

2006/10/22
『■今日の「がっちりマンデー」』

 今日(22日)のテーマは、「お薬業界」でした。

●薬は儲かり商品

 番組でのお薬とは、医師の処方箋がいらならない、いわゆる一般の薬局屋さんで買える「大衆薬」でした。「カゼ薬」「胃腸薬」「水虫薬」などです。

 これらを販売する店といえば、薬局屋さんとかドラッグストアさんで、ここ10年で急激に店舗が増えてきた業界でしょう。確かに、よく見かけるようになりました。当然、儲かるからですね。

 番組でも紹介されてましたが、やはり注目ポイントは、薬の価格は、原価率が27%程度という、売る側にとっては「儲かる商品」ってことです。もちろん、特許切れのお薬の場合です。
 おそらく、お薬屋さんの儲けは、実質的には3~4割程度でしょう。競馬やパチンコの胴元くらいの儲けでしょうか?

 しかし、同業者が増えてくると、出店ラッシュで一気に、顧客獲得の過当競争になります。
 お客さんに来て貰わないとだめです。でも、儲かる薬の値下げをするってことは、ちょっと考え難い。すると、薬以外のものも販売するのも集客には好都合ですから、自然とコンビニ的なスタイルになってきました。

 同業でも、それぞれの企業によって、儲けの構造が違ってきているかも知れません。

 さて、政府としては、医療費の削減の方向ですから、消費者が薬局の薬剤師さんと相談して買う大衆薬は便利ですから、今後も需要は継続するんでしょうね。

 最近は、アレルギーやガンなどの病気で、漢方専門などの特徴ある薬局も登場してます。消費者側も、薬販売が身近かになってきますから、専門知識を持つ人が増えてくるでしょう。

●同じ処方箋でも、価格が違うこともある

 私は、ほとんど薬局を利用しません。病院へ行って、医者による処方箋をもらいます。

 ちょっとカゼを引いても、すぐに内科に行くタイプです。薬の内容をしつこく聞いて(もちろん、ジェネリックを指定)、自分から種類や日数なども主張します。
 処方箋をもらったら、有名とか近代的な薬局屋でなく、こじんまりした薬屋さんで買います。

 いくつかの薬局を使ってみて、同じ処方箋でも、薬局によって販売の価格が違う場合があることを知りました。薬自体でなく、薬屋が自由に決められる部分があるようです。
by raccoblog | 2006-10-22 16:46 | 投資よもやま話