(猫な投資話:第116回)「理想」という言葉
2011年 06月 27日
2011/06/27
『(猫な投資話:第116回)「理想」という言葉』
「理想の投資家」みたいな言葉を見ることがありますが、私には、そもそも「投資家に理想像なんてものが必要かどうかも疑わしい」気分です。
おそらく、この場合の「理想」とは、「金儲けが上手い」なんてことを指すのかも知れませんが、投資行動に「金儲けの理想」という言葉は、あまり似つかわしくないかも知れません。
個人的な見解になりますが..。
例えば、「理想の国家」とか「理想の社会」という場合、私が知る限りの歴史においても、いつまで経っても実現しない状況が自然なようです。実現したようでいて、いつもどこかに外れた部分や所がある。
あるいは、仮にもし実現したら、すぐにでもその状況は崩壊の道を辿り始め、過去の理想から外れた新たな状況に戻ってしまう。
そんなことが、これまた自然の成り行きに思えてしまいます。
国家や社会を構成する国民や住民にとって、「理想はあくまで実現しない状況のこと」であって、常に追い求めるような状況であることこそが、中途半端で不満かも知れませんけど、言ってみれば「理想」と考えます。
プロの職業の人たちだって、常に理想を掲げて追い続けることが、その職場で生きている証でしょうから、それが達成されたと感じたりした時点で、自分はその職業を辞めるしかなさそうかも?
それくらい自分の生き方に、悔いなく懸命に生きることなんでしょう。理想を実現できずに死ねることも、多くの人が経験したことでしょうから、それも本望でしょう。理想なんて別に達成できる必要もないわけです。
<以上、私個人の見解ですので、投資の際はご自身の判断で行ってください>
『(猫な投資話:第116回)「理想」という言葉』
「理想の投資家」みたいな言葉を見ることがありますが、私には、そもそも「投資家に理想像なんてものが必要かどうかも疑わしい」気分です。
おそらく、この場合の「理想」とは、「金儲けが上手い」なんてことを指すのかも知れませんが、投資行動に「金儲けの理想」という言葉は、あまり似つかわしくないかも知れません。
個人的な見解になりますが..。
例えば、「理想の国家」とか「理想の社会」という場合、私が知る限りの歴史においても、いつまで経っても実現しない状況が自然なようです。実現したようでいて、いつもどこかに外れた部分や所がある。
あるいは、仮にもし実現したら、すぐにでもその状況は崩壊の道を辿り始め、過去の理想から外れた新たな状況に戻ってしまう。
そんなことが、これまた自然の成り行きに思えてしまいます。
国家や社会を構成する国民や住民にとって、「理想はあくまで実現しない状況のこと」であって、常に追い求めるような状況であることこそが、中途半端で不満かも知れませんけど、言ってみれば「理想」と考えます。
プロの職業の人たちだって、常に理想を掲げて追い続けることが、その職場で生きている証でしょうから、それが達成されたと感じたりした時点で、自分はその職業を辞めるしかなさそうかも?
それくらい自分の生き方に、悔いなく懸命に生きることなんでしょう。理想を実現できずに死ねることも、多くの人が経験したことでしょうから、それも本望でしょう。理想なんて別に達成できる必要もないわけです。
<以上、私個人の見解ですので、投資の際はご自身の判断で行ってください>
by raccoblog
| 2011-06-27 16:09
| ■猫な投資話