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趣味じゃない副業の「競馬の賭け」も認めるべきだろう

2012/12/07
『趣味じゃない副業の「競馬の賭け」も認めるべきだろう』

 少し前の話題ですが、3年間での競馬で「約1億4000万円の儲け」を出した会社員さんがいて、国家権力の税務当局から「馬券購入の当たり馬券しか経費に認めない」との判断がなされ、追徴課税され、在宅起訴までされてしまった。
 この会社員さんの話では、自らのノウハウから考案した競馬予想ソフトを使って、土日に約1000万円ほどの馬券をネットを通じて購入していたらしい。

 競馬は宝くじよりも期待値は良いが、儲けを出すのはかなり難しい印象です。ですから、その意味から、かなりうらやましい人です。

 それにしても、徴税を司る国家権力は、「汗水流さない儲けだ」と勝手にみなし、運で大儲けしたみたいに見える人に対しては、極めて冷たいようです。同じく、株で儲けた時にも使われる「不労所得」なんて扱いで、犯罪者のような扱いにしてしまうわけで、ホント困ったものです。

 その一方で「宝くじ」は非課税ですから、運という意味では違いはない。
 さらに、博打の配当金ですから、既に、参加者は相応の参加料を支払っているのですから、ハズレ馬券だって立派な必要経費でしょう。
 それに、すべての参加料は、公営ギャンブルとして見れば、その売上は公の事業にも貢献していることになる。地域の発展維持などに、ちゃんと貢献している人ってことになる。

 そんな仕組みの中で、ごく一部の運の良い人間が破格の儲けを出したからと言って、国家権力がイジメに近いような扱いをするのですから、困ったものです。

 確かに、「競馬のハズレ馬券分の方が多い場合に、その損した分を確定申告して損失を繰り越せるのか?」って言うと、かなり複雑な気分になるのも確かです。
 ただ、単なる「趣味程度」でやるのと、「真剣に副業」としてやっているのとでは、全く扱いが違うでしょう。それは、税務当局も認めて、条件などを明確に提示してほしいものです。

 国家権力という存在は、ちょっと想定外の事態が発生すると、一応告発して、相手が納得しなければ裁判沙汰にしてもらって、その判例を作りたいようです。
 つまり、権力側としては、自ら判断せず、司法判断をしてもらうのが良いと考えている。事前に、国民に対して警告や啓発をする意識はなさそうです。納税という点から見れば、「後出しジャンケン」みたいな制度です。

 ちょっと前にも、「ストックオプションでの儲けが、一時所得なのか給与所得なのか」でもめて裁判となり、「ストックオプションは原則として給与所得」という判例が出たようですけど..。
 それにしても、ひとりの善良な会社員個人に対して、国家権力側が大勢で「これ幸い」と、飛びつくのもちょっと大人げない感じです。

<以上、私個人の見解ですので、投資の際はご自身の判断で行ってください>
by raccoblog | 2012-12-07 08:31 | 投資よもやま話